―農業危機を救う“ゲーム”と、五感を刺激する未来の話―
最近、スーパーでお米の値段を見て、ため息をついたことはありませんか?
「また高くなってる…」と。
この背景には、日本の農業が抱える深刻な問題――担い手不足という現実があります。
でも、もしその課題を、“ゲーム”や“メタバース”が救うとしたら?
にわかには信じがたいかもしれませんが、そんな未来が今、確かに動き出しているんです。
今回は、メタバースプロジェクト「GHOST LAND」が配信するラジオ番組【GHOST LAND RADIO 第4回】をもとに、「五感をハックする未来のテクノロジー」と「農業×メタバースの希望」について深掘りします。
“五感”を揺さぶる!テクノロジーの進化がすごすぎた
スマホが生活の中心になって久しい今、次に来るのは“感覚”を操るテクノロジーです。
番組内でも話題になった、最新デバイスをいくつかご紹介します。
「見る」だけじゃない、メガネの進化系
MetaとRay-Banが共同開発した【Ray-Ban|Meta スマートグラス】。
見た目はおしゃれなサングラス。
でも実は、カメラとAIが内蔵されていて、ハンズフリーで写真や動画が撮れるんです。
えのきだけ「普通のメガネみたいな見た目で、1日かけてても違和感がない。だけどちゃんとAIが入ってるんですよね」
さらに、中国製のスマートグラスにはChatGPTやClaudeなど複数AIが標準搭載されていて、まるで映画『アイアンマン』の世界が現実に近づいています。
味も香りも、テクノロジーで再現可能に
- 味覚を操作する手袋型デバイス
特殊な電気刺激によって、食べ物の味を変えられる。味覚障害への治療にも応用が期待されています。 - 香りを発する小型デバイス
ゲームのシーンに合わせて、焼きたてパンの香りや爆発の匂いを再現。没入感が圧倒的にアップ。
エンタメだけでなく、医療・福祉の世界でも、これらの技術が活躍する未来はすぐそこです。
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Ray-Ban|Meta スマートグラス
Apple Vision Pro
米が足りないなら、ゲームで育てよう?
話題は後半、日本の“お米危機”へ。
マサヲ「1955年には農家人口が約3,635万人だったけど、2020年には349万人。90%も減ってるらしいんですよ」
これはもう、“食”の根幹が揺らぐレベルの問題です。
そんな中、GHOST LAND RADIOでは「ゲームを使って若者を農業に引き込もう」という、新しいアプローチが紹介されました。
ゲームで育てた野菜が、実際に届く!? 「カウシェファーム」
スマホアプリ「カウシェファーム」では、プレイヤーがゲーム内で育てた野菜が、なんと実物として自宅に届くんです!
- 楽しく育てる
- 自分の手で育てたという達成感
- しかも、現物が食卓に届く
これは、農業に触れる“最初の一歩”としてものすごく有効。
まさに「遊びながら農業を学ぶ」体験です。
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カウシェファーム
「農業 × Web3」がつくる、新しい“夢のかたち”
さらに、NFTやブロックチェーンを活用したプロジェクト【メタファーマーズ(旧Metagri)】では、NFTを持つことで以下のような体験ができます。
- 実際の農場とコラボした農作業体験
- NFT保有者向けの収穫物プレゼント
- デジタルとリアルの架け橋になる農業教育
これまでの「農業はキツい、儲からない」というイメージを覆す、テクノロジーでワクワクを生む仕掛けが次々と生まれているのです。
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メタファーマーズ公式サイト
まとめ|ゲームが未来を変える?あなたの楽しみが社会を救う時代へ
GHOST LAND RADIOで語られたのは、単なる“夢物語”ではありません。
- ゲーム内で野菜を育て、現物が届く
- メタバース上で農業体験し、食卓に貢献する
- 課金が農家への寄付や支援に繋がる
こうした「ゴーストランド・ファーム(仮)」構想が本当に動き出したら…
農業が、テクノロジーが、未来の子どもたちの夢になる日も遠くありません。
「ゲームやメタバースは、もう“遊び”だけじゃない。社会を良くする“道具”なんだ」
少しでもワクワクした方は、まずはGHOST LANDの世界をのぞいてみてください。
新しい未来の入り口が、そこにはあります。
