未分類

メタバースの始めかた: 初心者向け5ステップガイド

「メタバースって何?どうやって始めるの?」そう思う方は、このままじっくり読み進めてください。これからメタバースが当たり前の時代になってきます。

「高スペックのパソコンとか、VRゴーグルないと、できないんじゃない?」と心配もあるかもしれませんが、スマホ一つでできるメタバースもあるので、ご安心ください。

“ぶなしめじ”
“ぶなしめじ”
じゃあ、何も買わなくてもメタバース始められるってこと?
“えのきだけ”
“えのきだけ”
うん!スマホとwi-fiがあれば大丈夫!

この記事では、メタバースの始め方を初心者向けにわかりやすく解説し、必要な5つのステップの手順で案内します。

メタバースとは何か?

メタバースとは、インターネットを基盤とした3Dのバーチャル空間を指します。

このデジタル空間では、現実世界に似た様々な建築物が存在し、ユーザーは自らのアバターを通じて、服装やアクセサリーを選んで着せることができ、空間を自由に動き回り、他の人々と交流することが可能です。

メタバースは、もともとゲーム産業での応用が主流でした。

『Fortnite(フォートナイト)』『あつまれ どうぶつの森』や『RobloX(ロブロックス)』などが、特に知られています。

コロナウイルスの流行に伴うリモートワークの普及により、Meta(旧Facebook)やMicrosoftなどが提供するバーチャルリアリティ空間での会議サービスのように、ゲーム以外の分野でもメタバースの利用が広がりつつあります。

メタバースは、「超越」という意味の”meta(メタ)”と「宇宙」を意味する”universe(ユニバース)”を組み合わせた言葉で、1992年にアメリカで発表されたSF小説『スノウ・クラッシュ』で初めて登場しました。

メタバースの歴史と進化

メタバースは前から存在していましたが、技術の進歩とインターネットの普及により、近年その実現可能性が高まっています。

20年前もSecond Life(セカンドライフ)というメタバースは存在していました。当時はまだ環境が整っていなく、「早すぎたメタバース」とも言われていましたが、今は復活を成し遂げています。

バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)などの技術が、メタバースの体験をよりリアルで没入感のあるものに変えています。

メタバースの始め方: 初心者向け5ステップ

メタバースに参加するための第一歩は、適切なプラットフォームを選ぶこと。その後、アカウントの作成、セットアップ、ナビゲーションの方法を学び、コミュニティとの交流やコンテンツ作成に参加することができます。

ステップ1: プラットフォーム選び

多くのメタバースプラットフォームが存在し、それぞれに独自の特徴やコミュニティがあります。自分の興味や活動目的に合ったプラットフォームを選ぶことが重要です。

現在、多くの人々が集まる人気のメタバースプラットフォームには、cluster(クラスター)、Fortnite(フォートナイト)、Roblox(ロブロックス)などがあります。

プラットフォームは一つに決めることもないし、目的別に使うことも可能です。

海外のプラットフォームをまとめ

プラットフォーム 特徴 デバイス 会社
Fortnite バトルロイヤル、ミニゲーム、ライブイベント PC、コンソール、スマホ アメリカ Epic Games
Minecraft サンドボックス、建築、サバイバル PC、コンソール、スマホ スウェーデン Mojang Studios
Second Life バーチャルライフ、ソーシャル、経済 PC アメリカ Linden Lab
VRChat ソーシャルVR、アバター、ワールド PC、VR 日本 VRChat, Inc.
Horizon Worlds ソーシャルVR、ワールド作成、ゲーム VR アメリカ Meta Platforms
Decentraland バーチャル土地、アバター、ゲーム PC アメリカ
Decentraland Foundation
The Sandbox バーチャル土地、アバター、ゲーム PC フランス Animoca Brands
Spatial ソーシャルVR、会議、コラボレーション VR アメリカ Spatial Inc.
Zepeto アバター、ミニゲーム、ソーシャル スマホ 韓国
SNOW Corporation
Roblox ユーザー作成ゲーム、アバター、アイテム PC, Mac, iOS, Android, Xbox One, PlayStation 4 アメリカ
Roblox Corporation

Fortniteで米津玄師、星野源などバーチャルライブが行われました。

Robloxは月間アクティブユーザーはなんと2億人超え、日本の小学生ユーザーの数も急速に増えています。

“えのきだけ”
“えのきだけ”
子供は当たり前に、メタバースがある時代にいるよ!大人が置いていかれちゃうね!

国内プラットフォームまとめ

プラットフォーム 特徴 デバイス 会社
XR CLOUD バーチャルオフィス、イベント開催、教育 PC, VR 日本
NTT東日本/NTT西日本
Ovice バーチャルオフィス、会議、研修 PC, VR 日本
株式会社オヴィス
αU バーチャル空間でのコミュニケーション スマホ 日本 KDDI株式会社
DOOR バーチャルオフィス、イベント開催、アバター PC, VR 日本 株式会社DOOR
VRChat ソーシャルVR、アバター、ワールド PC, VR 日本 VRChat, Inc.
バーチャル渋谷 バーチャル空間での観光、ショッピング スマホ 日本
渋谷未来デザイン株式会社
REALITY アバターライブ配信、3Dカラオケ、イベント スマホ 日本
REALITY株式会社
cluster ワールド作成、イベント開催、アバター PC, VR 日本
クラスター株式会社

REALITYは「なりたい自分で、生きていく。」というビジョンのもと、「桜ワールド」の1週間の来場者数が延べ400万人で、ユーザーは8割外国人でグローバルなプラットフォームです。

clusterは日本最大のプラットホームで、イベントが盛んで、総動員数は約2000万人以上(2023年時点)のプラットフォームで、10万人が同接できます。

メタバースプラットフォームを選ぶ際のポイント

メタバースプラットフォームを選ぶ際には、以下の点を考えましょう。

目的 ゲーム、コミュニティなどの交流、ビジネスなど
デバイス スマホ可能か、またはiOS、Windows、VRゴーグルの有無
商用利用 向いてる・向いてない、または有料・無料
機能 目的を達成するための機能はあるか
費用 利用する費用、商用利用するときの費用

また、言語の問題もあるので、プラットフォームの企業の国も合わせてみるといいかもしれませんが、表示言語が選べるので、日本語を選ぶとそこまで気になりません。

ステップ2: アカウント作成と設定

プラットフォームを選んだら、次はアカウントを作成し、必要なセットアップを行います。これにはアバターのカスタマイズや基本的な操作方法ガイドも一緒に

アカウント制作にはメールアドレスが必要です。

アイテムなどの購入には必要ですが、初めは仮想通貨・ウォレットなどは、必ず必要なわけではありません。

ステップ3: メタバース内でのナビゲーション

メタバース内での移動や活動の仕方を学ぶことで、さまざまなイベントに参加したり、興味のあるコミュニティを見つけたりすることができます。

初めてならcluster(クラスター)がおすすめです。

日本の企業のプラットフォームなので表示は日本語、利用者はほぼ日本人だからです。

イベントが多いので、交流もしやすく、自分好みのイベントを探しやすいです。

ステップ4: コミュニティと交流

メタバースの魅力の一つは、世界中の人々との交流です。イベントへの参加やコミュニティを通じて、新しい友達や仲間を作ることができます。

リアルでは人見知りをしてしまう人でも、アバターならコミュニケーションがとりやすいし、チャットでの会話も可能です。

まずは近くの人と、チャットをしてみましょう。

同じ趣味を持ったコミュニティに参加すれば、初めてでも交流が盛り上がります。

VRctatで行われたバーチャルマーケットは、メタバース上で100万人が参加したイベントで、2023年からメタバースから飛び出し、都内でリアルとメタバースの同時開催しました。

ステップ5: コンテンツ作成と参加

メタバースでは自分自身でコンテンツを作成したり、他のユーザーが作成したコンテンツに参加したりすることができます。

メタバース上でできることが多くなればなるほど、たくさん楽しめるようになりますね!

メタバースでできること

メタバースでは、教育、エンターテインメント、ビジネス、旅、ショッピングまで、さまざまな活動ができます。これにより今までにない新しい可能性が生まれます。

教育と学習

メタバースは、教室の壁を超えた学習体験をすることができます。

バーチャル旅行やバーチャル授業など教育コンテンツを体験することで、一方的に学ぶ授業よりも、五感を使った学習の方が情報の整理、記憶力の向上に役に立ちます。

ANAで始まった、バーチャル旅行では世界中に旅行体験ができて、マイルも貯まるので、リアルな旅行にも使えます。

また学校法人角川ドワンゴ学園のS高・N高は、生徒が25000人以上いるマンモス高です。

エンターテインメントとゲーム

メタバースは、ゲームやコンサート、アート展示など、エンターテインメントの新たな形を提供します。ユーザーは、仮想空間でのイベントに参加することで、全く新しい体験を楽しむことができます。

ゲームのFortnite(フォートナイト)では、米津玄師、星野源などがメタバース上でライブを行い、大成功に終わりました。

他にも、ソニーニュージック、ぴあ、阪神阪急HDでは、音楽フェスを開催。

Decentraland(ディセントラランド)で2022年11月行われたMetaverse Music Festivalでは、世界最大級の音楽フェスティバルとなりました。

ビジネスとネットワーキング

オフィス活用、ミーティング、イベントやプロフェッショナルなネットワーキングも、メタバースで行うことが可能です。

仮想オフィスやイベントを通じて、地理的な制約なしにコラボレーションや交流が行われます。

新しいプロモーションとして、ビジネス活用ももちろん可能です。

ほぼ全ての業種でメタバースを活用できるのですが、ビジネス活用に向くプラットフォーム、ビジネス活用するなら費用がかかるプラットフォームなどあるのでご相談ください。

メタバースの未来とチャンス

メタバースは、教育、ビジネス、エンターテインメントなど、生活の様々な面で革新的な変化をもたらす可能性を秘めています。

技術の進化や、日本政府の後押しもあり、メタバースはさらに発展し、新たなチャンスを生み出すでしょう。

メタバースの可能性

メタバースの発展により、仮想空間での新しいビジネスモデルや教育手法が生まれ、社会に大きな影響を与えます。

これは、人々の生活や働き方に新たな選択肢を提供することになります。

新しい可能性が広がるとともに、なくなると予想される職種もたくさんあります。

メタバースと現実世界の統合

メタバースと現実世界がさらに統合され、直接影響をますます与えることになります。

これにより、新しい形の社会的相互作用や経済活動が促進されるでしょう。

エンタメを楽しむためにも、ビジネス活用にも、進化し続けるメタバースから目が離せません。

メタバースの市場規模は、全世界で2024年には約110兆円という予測もされています。

まとめ

メタバースの可能性は無限です。

まずは触ってみることから初めてみましょう。

メタバースの始めかた

※プラットフォームは目的によって使い分ける

①プラットフォーム選び
②アカウント作成と設定
③メタバース内でのナビゲーション
④コミュニティと交流
⑤コンテンツ制作と参加